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株式会社 田中化学研究所
ニッケル水素蓄電池用正極材料
（球状水酸化ニッケル）
ニッケル水素蓄電池の正極材料で世界シェアNo.1。
化学エネルギーを電気エネルギーに変換する「電池」。携帯電話、ノートパソコンなどの電子機器になくてはならないエネルギー・デバイスです。
同社は、ニッケル水素蓄電池やリチウムイオン電池など二次電池のキーマテリアルである正極材料の開発、製造を行っています。特に、ニッケル水素蓄電池の正極材料である水酸化ニッケルの粒子形状を世界に先駆けて「球状」にする製法の開発に成功。その結果同社は、ニッケル水素蓄電池の正極材料において世界シェアナンバーワン（70％）を誇り、国内外主要電池メーカーに製品を供給することとなりました。
（平成18年に「元気なモノ作り中小企業300社」（経済産業省）に選定）
水酸化ニッケルの球状化と粉体制御技術で電池の高容量化に貢献。
水酸化ニッケルの粒子を球状にすることで、一定容積に詰め込んだ場合の間隙が少なくなり、従来品（かけら状）に比べ20％以上の高密度化が可能となりました。また、水酸化ニッケルそのものの充填量を増やし、ひいては、電池の高容量化に貢献することとなりました。
さらに、各々の粒子生成や成長の反応条件の安定化を図り、粒子の大きさや形状、結晶性（結晶配列）などの粉体特性を自由にコントロールできる粉体制御技術も確立しました。
ニッケル水素蓄電池の材料（球状水酸化ニッケル）
株式会社 田中化学研究所
〒910-3131 福井市白方町45字砂浜割5-10
Tel：0776-85-1801 Fax：0776-85-1803
福井市 商工労働部 マーケット戦略室