福井学とは

 私たちのまち「福井市」の歴史・自然・文化・産業・景観・生活などの事象を学ぶことにより、郷土の個性や魅力を見つめ直し、愛郷心を育む中で、私たち一人ひとりが誇りと自信を持って生活していこうとする取り組みを「福井学」としたいと考えます。
そして、市民一人ひとりが、"とっておきの"本市の事象について、自信を持って、自分の言葉で語ることができるようになることをイメージして「一人一イッチョライ」を提唱するものです。
※「イッチョライ」とは、福井の方言で"一張羅"(とっておき、一番上等)という意味です。

「学びのステージ」と「はばたきのステージ」

 「福井学」推進に向けての姿勢として、「学びのステージ」と「はばたきのステージ」の2つのステージを基本に取り組みます。
 「学びのステージ」では、郷土を学び、福井らしさを再発見、再確認し、市民一人ひとりが郷土観を確立するために、AOSSA(アオッサ)ビル「福井市地域交流プラザ」の中央公民館を拠点に、地区公民館、小中学校を軸として、さまざまな場所で取り組みます。学習テーマは、歴史・自然・文化・産業・景観・生活の分野の事象について捉え、子どもから高齢者まで幅広い人たちを対象として取り組みます。
一方、「はばたきのステージ」では、「学びのステージ」で学習・研究した成果を地域づくりに活用し、課題の解決に役立て、新たな認識のもと郷土を見つめ直し、最終目標である「市民が主体となった心豊かな地域社会の創造」につなげ、この郷土の誇りなどを次世代に継承していきます。

福井学の推進図

福井らしさの再発見