福井学研究発表

森田を学び未来の森田を考える

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取り組み詳細


森田地区では区画整理が進められており、既成市街地と新市街地、将来的には北陸新幹線を見越した、過去・現在・未来の調和が取れた市民協働の日々変わりゆく森田地区を様々な分野から調査することで、生徒たちは森田地区の中で育ち、地域に見守られながら成長してきたことを感じるとともに、ふるさと森田への誇りや愛着を育み、積極的にまちづくりに参画するようになった。

ステンドグラス「森田の四季」の制作


四季折々で姿を変える森田の自然をステンドグラスで表現することで、森田の自然の豊かさに気付き、森田の自然を後世に伝えようとする意識を育てる。「春・・・白山連邦の山並みと桜」、「夏・・・九頭竜川の舟橋と打ち上げ花火」、「秋・・・落ち鮎と紅葉」、「冬・・・雪景色」を描いている

森田の郷土カルタづくり

森田の地区の皆様に広く親しまれる郷土カルタを作成することで、生徒一人一人が、森田に対する知識を深めるとともに、森田への誇りや愛着、郷土愛を育み、次の世代や森田地区を訪れる人々に森田地区の魅力を伝えていくことを目的にカルタづくりを計画し、実践した。

      

成果


「福井学」の活動を通して、本年度は各学年がそれぞれの活動を行ったという感じが強かった。しかし、作品を掲示したり、地区の人との交流を持てたりしたことの効果は大きいと思われる。学校での生徒の活動、作品などを地域に公開したり、地域の方に学校に来ていただいたり、地域に生徒が出て活動したりする機会を多く持つ、中学校3年間を見越した体系的・系統的な計画をしていく必要がある。来年度は、「発信」「交流」をキーワードに活動を発展させていきたいと考えている。