福井学研究発表

「明倫フェニックスプロジェクト」福井の魅力を全国に発信

明倫中学校

歴史

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取り組み詳細

明倫中学校№001

福井学の学習を通して、自分たちのふるさとを見つめ直し、先人に学ぶことによって、生徒自身が自分を見つめ直し、よりよい自分、よりよい社会づくりに努力していこうという心や態度を育みたいと考えた。生徒一人一人が、興味・関心に合わせて追究したいテーマを選び、福井市の魅力を探る探究活動を行うことで、郷土への愛着や誇りを育んでいきたい。

課題発見(一人一課題)

「郷土福井に誇りをもち、自分の言葉で福井のよさを全国に語れるようになる」という学年テーマを掲げ、情報収集したり身近な人とコミュニケーションをしたりしながらテーマにふさわしい課題を見つけ、決定していった。

調査探究活動 (校外学習)

夏休みを利用して、自分なりにテーマに沿って、情報収集やインタビュー活動に取り組んだ。さらに探究したいことを広く調査することを目的として、福井市全域を対象に校外学習を実施した。

ゲストティーチャ―との学習会

学びをより深めるために、また、探究成果を全国に発信するためにはどのような方法があるかを学ぶために、各方面で活躍している方を学校に招いて、学習会を行った。

中間発表 伝える力を鍛える発表会

これまでの探究成果を発表し、評価し合う中間発表会を行うことによってそこで得た評価情報を次の学びに生かし、生徒自身が、より学びを深められるようにした。また、発表会には、明倫中学校区の小学6年生を招き、中学生の発表を聞いてもらった。小中交流活動を通して学び合い高め合うコミュニケーションの力を高めることができた。

発信・提言

今まで探究したことを正しく、わかりやすく、さらにインパクトのある魅力あるアイディアで楽しく表現するためにパンフレットやポスター、ホームページ、CMづくりに取り組んだ。現在、世の中に出回っているパンフレットやチラシ、ポスター、ネット上のwebデザイン、CM等を積極的によく鑑賞し、その内容のよさや美しさを感じ取り、それらを生かしながら作品制作を行った。

明倫中学校№002

明倫中学校№003

明倫中学校№004

成果

地域のさまざまな方とふれあいながら学習を進めることができたことは、生徒達にとっても非常に意義深く、有意義な体験をすることができた。一人一人さまざまな視点から福井市のよさや魅力を探る活動であったが、互いの探究を伝え合ったり同じテーマの者同士が、協力して探究に取り組んだりすることによって生徒達は、たくさんの福井の魅力を発見することができた。さらに自分達の生まれ育ったところを見つめ直し、未来の福井のあるべき姿や自分のふるさとへの関わり方などたくさんのことを考えるきっかけとなったことが、本取り組みの成果と言えるであろう。