福井学研究発表

杉田定一先生に学ぼう

鶉小学校

歴史

文化

自然

取り組み詳細

  
鶉の偉人、「杉田定一先生」がどんな人か、どんな思いでどんなことを成し遂げたのかを学習し、更には、今に生きる私たちの生き方を考えた。地区の方をゲストティーチャ―として招いて話を伺ったり、さまざまな郷土史を読み取ってわかったことをまと めたり、地区の石碑や墓地を見学したりする活動を行った。

杉田先生の紙芝居を聞く

鶉地区の更生保護女性会の方々に、杉田先生の概略がわかる紙芝居をしてもらった。この紙芝居は鶉地区に配布されている「農民の心で一生を貫いた大政治家杉田定一」(杉田鶉山翁遺徳顕彰会発行)という本をもとに手作りされた大型紙芝居である。13枚にも及ぶ大作で絵も大きく迫力があり自動は思いのほかいろいろなことを感じる事ができたようである。

公民館長さんから学ぶ

公民館の前庭にある杉田先生の銅像にまつわる話、杉田家がどのくらいが裕福であったという話、父親がどのように定一を助けたかという話、定一がいろいろな先生のもとで学問に励んだ話、北海道で活躍した話、堤防建設や三国鉄道建設に努力した話など、盛りだくさんのことを児童にわかりやすく説明してもらえた。

ありがとう集会で発表する

地区の方から学んだことをまとめて、他の学年、保護者の前で発表し、杉田定一先生の業績をしってもらいました。

成果

児童と学習を進めていくと、今まで意識していなかっただけで、実は学校の中にもたくさん先生のの写真や額が掲示されていること、児童玄関前に胸像があることが分かって驚かされた。また、杉田先生の事について見識深い方々が身近にいることも分かり、学校に来てもらったりすることで、より一層理解を深める事が出来た。また、児童が学習したことを発表したことで、保護者にも理解してもらったこと、前学年の児童にも杉田先生のことを知ってもらうことができたのは大きな成果である。