福井学研究発表

文殊の伝統と文化

村の歴史懇話会

歴史

取り組み詳細

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地域住民が地域に誇りと愛着を持ち、ふるさとをかたることができる資料発掘と提供
H19 東大寺領糞置荘園の絵図を活かした地域づくり
H20 郷村制から市町村までの文殊
H21 近・現代の文殊
H22 文殊の伝統と文化

H19東大寺領糞置荘園の絵図を

活かした地域づくり
・糞置荘園の絵図について正倉院宝物である、東大寺領糞置荘園の絵図のことを地域住民の方に知ってもらうために大型案内板の設置、歴史博物館学芸員による講演会を開催し知識を深めた。
・遺跡・荘園絵図の出前授業
文殊小学校の総合学習の一環として出前事業を行い、子どもたちへ伝承
・文殊火祭り事業に参加・協力
・現地研修(文殊山平乗寺)
・泰澄大師が、霊山開祖の文殊菩薩を安置したとされる文殊山について、講演会を開催

H20郷村制から市町村までの文殊

・講演会「文殊山城と朝倉氏」 青山 幹男 氏
・講演会「泰澄と文殊について」 角谷 浩忠 氏
・「出前事業  歴史講座」 福井南高校
・「文殊小学校 火祭り」協賛
・講演会「文殊山と泰澄の足跡」  角谷 浩忠 氏
・その他(講演会「白川靜と福井の風土」、「あじさいトーク」の開催など)

H21近・現代の文殊

2年間で学びえた知識をPRし、定着させるために地域・学校との交流を進めることを目的とする。
・文殊小学校先生との歴史勉強会
児童へ地域の歴史の学習のため、糞置荘園、十一面観音、民芸の碑の三箇所を解説。
・文殊小学校PTA火祭りに参加協力
・くらしの今昔展、写真展
会員及び会員知己の人から秘蔵の写真の写真を借り受け展示した。写真集も発刊。

H22文殊の伝統と文化

・文殊風雪の100年写真集発刊
・"お宝展"並"講演会"
・文殊小学育成会と交流 ・"福井市語り部"と語る会

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成果

奈良の大仏様は、多くの人が知っているが、その大仏様にある東大寺と福井県が深い関係が有ることはほとんどの人が知らない。様々な事業を通して地域の身近な歴史を印象付けることに成功した。また、他団体との交流も増加し、地域内外での「ネットワーク」が広がった。目に訴える事を目標にした写真集発刊は多くの一般住民の、協力を頂く事が出来た。これは大きな活動成果であったと思う。しかし"福井学"という言葉が一般的に定着せず、動機づけが弱いと常に感じている。