福井学研究発表

プロフェッショナル

福井大学教育地域科学部附属中学校

産業

取り組み詳細

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さまざまな職業に目を向け,福井の「プロフェッショナル」から,その職に携わる上でのこだわりや考え方・生き方を学ぶことを通して,単なる職業調べにとどまらず,広くその道のプロとはどういう人であるかを探究していく。さまざまな人と関わり,そこから学んだことを発表したり,プロの共通点を話し合ったりする活動を通して,自分を見つめ,これからの生き方を考えることにつなげていく。

ポスターセッション

1年生の3月に取材したプロ24人について,調査したことや分かったことについてポスターセッションの形式で発表する。ポスター以外にも寸劇,紙芝居,クイズ等を用いて,職業に就いたきっかけ,こだわり,考え方,夢などを発表し,それを受けて,自分たちがプロについてどう感じたかを述べた。

調査,取材の仕方の学習

これまでの自分たちの調査を振り返り,プロについてより深く調査するために必要なことについて,福井新聞で「福井シゴト百科」という記事を担当している記者を二人お招きし,学習を行った。

文化祭での発表

1年生で行った活動についての紹介を行い,これまでの自分たちの学習の歩みを発表した。また,展示会場を生中継で紹介し,宣伝活動を行った。さらに,歴代の実行委員長3人がシンポジウムを行い,テーマ設定に至った経緯,現時点でのプロについての自分たちの考え方,今後の活動の方向性などについて語った。

創作音楽ドラマの制作と発表

これまでの学習を通して感じたことを表現するために,創作音楽ドラマを制作した。実行委員会を組織し,監督,脚本,演出,照明,音響,作詞,作曲などすべて子どもたちが手がけ、自分の将来を見つめ直し,今と未来のつながりを描き発表した。

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成果

自分たちが何のために何を学ぶのか,学んできたことをどのような形で表現するのかを常に考えて活動を行ってきた。また,活動が終わるたびに振り返りを行い,次の活動につなげていくことで,3年生で追究していく『自分に返す』という点について,常に念頭に置きながら活動を行うことができた。たくさんの観客の前で発表したことによって,自分たちのメッセージを多くの人に受け取ってもらい,一人一人が自信を付けることができた。