福井学研究発表

「見つけよう 伝えよう 松本の宝」

松本小学校

歴史

文化

産業

自然

取り組み詳細

松本小学校№001

地域の学習材を活用し、「見つけよう 伝えよう 松本の宝」のテーマの下、生活科や総合的な学習の時間などにおいて松本地区の歴史・自然・文化・産業などの分野から自慢できるお宝を調査・探求する活動を充実することで、地区への愛着心を育てていきたいと考えた。

松本のおすすめを探検しよう(2年)

2年生では,生活科の時間に,「町のおすすめ」を持ち寄り紹介し,自分たちの住む松本地区の自然や人,公共物や公共施設などの存在に気付くことができるよう,みんなでそのおすすめの場所に探検に行く活動を行った。普段あまり行くことのない施設を間近で見たり,施設で働く人に話を聞いたりすることで,自分たちの住む町についてさらに知ることができた。児童の感想には,「松本には,自衛隊や文化財保護センターなど,立派な施設があることを知った。」「家族とまた行ってみたい。」などが挙げられ,自分の住む校区にさらに愛着をもつ姿が見られた。

松本の宝を見つけよう(3年)

3年生では総合的な学習の時間に、松本地区に伝わる言い伝えや旧跡について調べ、伝える活動に取り組んだ。

ふるさと福井の偉人から生き方を学ぼう(6年)

6年生は、総合的な学習のテーマを「福井発ドリームロード~夢に向かって~」とし、福井市の偉人からすばらしい生き方を学んで自分の将来の夢や目標を設定する活動を行った。

松本小学校№002

松本小学校№003

松本小学校№004

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成果

これらの活動で得られた成果は数多くあるが、中でも一番に挙げられるのは、地域への愛着が増したことである。自分の家の周りにあるおすすめの場所や自然,住んでいる人などをみんなに紹介し実際に歩いて,見る活動を通して,松本地区に関心を持ちより好きになることができた。ゲストティーチャーを招いて話を聞く活動を取り入れたことで、松本の歴史や言いつたえの興味・関心を高めることができた。世界に向けて活躍したふるさと福井の偉人を調べることで、自分の住んでいる地区を改めて見つめ直す目をもてたようだ。